~昨日までのあらすじ~
大腸内視鏡検査を受ける事になりました。チクショ~。
~そして今日~

病院に来ました。
天気は雨。しかもまあまあ強い雨で、ラジオをつけると「あの路線は遅延、この路線も遅延」と大変な事になっていました。縁起悪。
大腸内視鏡検査は恐ろしく痛い場合とほとんど痛くないまま終わる場合があるのですが、こんな天気では縁起が悪くて良くない方に転びそうですね。

病院内に入るとビックリするくらい隅っこの部屋に案内されて、「ここで下剤を2リットル飲んでください」と指示されました。拷問部屋で拷問される人みたいですね。
ちなみにその部屋がどのくらい隅っこなのかと言うと、入り口からまっすぐ進んで左に曲がって右に曲がって左に曲がって右に曲がって左の部屋です。
そんで、隣の部屋は洗濯室で、もう反対側は研修室です。患者が入ったらいけない部屋に囲まれた部屋って何よ。

下剤を飲み始めて1時間。腹が悲鳴を上げています。
気分を紛らわすためにイヤホンで曲を聴いていたものの、まさかの断線。今日縁起悪すぎるだろ。

しかも、せっかく部屋にテレビがあるのに流れているのは通販番組。
もっと面白い番組見せてよ。録画したテレビ千鳥とか見せてよ。ミニ四駆をカスタムして遊ぶ回とかここ最近のテレビで一番面白かったんだから。
結局2時間近く下剤を飲み続けました。
飲み終えたのを看護師に報告すると、検査室の前の待合室に案内されました。
待合室に行くと「とうとう検査か……」という気分になりますが、検査室に入るまでの時間で気分を落ち着かせることが出来るので、待合室での過ごし方が検査中の緊張度合に大きく影響します。

と思ったらいきなり検査室に連れて来られました。
心の平静は0。緊張は100。
看護師
「それでは、台に座ってくださ~い」
のぎへっぺん
「はい」
緊張で声が出ませんでした。
看護師
「血圧測りますね~」
のぎへっぺん
「はい」
緊張で血圧が計れませんでした。
看護師
「あれ?もう一度血圧を計りますね~」
のぎへっぺん
「はい」
緊張で血圧が計れませんでした。
看護師
「あれ?もう一度血圧を計りますね~」
のぎへっぺん
「はい」
緊張で血圧が計れないのかと思ったら、ただビビりすぎて異常に血圧が下がっているだけでした。
こんな状態で検査は出来るのか……!?検査開始!!
医者
「カメラ入れるよ~」
のぎへっぺん
「はい」
医者
「……」
のぎへっぺん
「……」
医者
「……」
のぎへっぺん
「……」
医者
「……」
のぎへっぺん
「……」
医者
「もう終わりますよ~」
のぎへっぺん
「!?」
今回の大腸内視鏡検査はほとんど痛くないまま終わりました。
一応1ヵ所だけ痛かったのですが、それも数秒で終わって「そろそろ激痛が走るんだろうな」と考えている間に検査終了。

あ~~~良かった!!!
あんなに痛くない大腸内視鏡検査は数年ぶりです。病院によっては麻酔を使用するらしいのですが、今日検査を受けた病院は麻酔無しなので、今回の検査がほぼ痛くなかったのはきっと医者の腕と運でしょうね。
もしくは、少しでも大腸の動きを減らすために意地でも腹式呼吸をしないように意識したのが良かったのかもしれません。
肺が下に膨らんで内臓が動くのが腹式呼吸、肺が上に膨らむのが胸式呼吸。俺は約半年前からボーカル教室に通って呼吸法を習っていたのですが、まさかこんな所で役に立つとは思っていませんでした。芸は身を助けるとはまさにこのことですね。
それでは、今回はこの辺で終わりにします!
以上!のぎへっぺんでした!
あ、ちなみに検査結果はダメでした(笑)
ポジティブだけど泣ける。
きっと来月には治っているのでご安心を
本当~にお大事にして下さい泣
1日10時間寝ます