自転車は大きく分けてママチャリ・クロスバイク・ロードバイクの3種類があります。
ママチャリはカゴも泥除けも鍵も付いていて便利ですが重くて遅いです。
クロスバイクはカゴや泥除けや鍵は付いていませんが軽くて速いです。
ロードバイクはクロスバイクよりさらに軽くて速いですが値段が高いです。
で、俺の自転車はカゴも泥除けも鍵も付いているのに軽くて速いクロスバイクです。すごくね?(この自転車で~す^^)

じゃ~ん、俺の自転車。
数年前まではこの自転車で隣の隣町くらいまでは平気で移動していましたし、泥除けがあるので前日の天気なども気にする必要が無くて本当に便利でした。
しかし現在は車を持っているので自転車に乗らなくなり、このまま家に置いておいてもただただ邪魔なだけという悲しい存在になってしまいました。
自転車を処分するのもタダではないですし、売りに行こうにも俺の車に積めませんし、一体どうすれば…… と思っていたら!
先日バイト中に、後輩の佐治さんからこんな相談をされました。
佐治
「俺の自転車って後ろのブレーキが弱いんですよね。他にも色々ボロくなってますし。もうクロスバイクとか乗りたいです」
よっしゃ!!!
いらない自転車を押し付けるチャンス到来!!!

ということで上手いこと佐治さんに自転車を譲る流れで話を進めたので、俺の家まで連れてきて自転車を引き取ってもらいます。
ちなみに、この不自然なまでにデカいモザイクが佐治さんです。
佐治さんはまだ高校生で、学校指定の服を着ていたのでデカめのモザイクをかけたら変な画像になりました。
一応説明すると、これは俺の車の助手席に佐治さん座っているという状況です。
誘拐事件じゃないです。あと、運転中に撮った写真でもないです。マジ。マジで。

俺の家に着くまでの間、佐治さんはスマホでIQテストを受けていました。
今までこのブログでは「佐治さんは雨が降るとバイトを休む」というような終わってるエピソードを書いたりしました。
なので佐治さん=アホっぽいと思っている人もいるかもしれませんが、実はそこそこ偏差値が高いです。
きっとIQテストの結果もかなり高いのではないでしょうか。
もしかしたIQ130超えでメンサに入会できるかも!?

想定IQ 73~80
佐治
「……」
のぎへっぺん
「……まあ、この車ずっと音楽流れてるんで。IQテストって静かな場所でやるものなので。なんというか、大丈夫ですよ」
静かになった車内で、俺が作ったプレイリストだけが流れていました。切ねぇ。
(こんなプレイリストで~す^^)

家に着くとほぼ夜。ギリ夕方。
予定では家に着く→軽量化のためにカゴを取り外す→佐治さんが乗って帰るという流れだったのですが、日が落ちてしまいカゴを外そうにも手元が見えないこと見えないこと。
なんとか怪我だけはしないように慎重に作業したものの、そのせいでさらに時間がかかって完全に夜になりました。

真っ暗な中、電動ノコギリでカゴを切断しようと試みるも手元が狂いまくってカゴがギロのように。
本当に怪我だけはしないようにしていたので、1秒ごとに刃を止めて「あ~ズレた!」「またズレてる!」みたいなことをやっていました。
最終的にカゴの取り外しだけでトータル40分くらいかかりました。
しかもここで大問題が発生。
この自転車はカゴとライトが一体化していたので、カゴが無くなったことで同時にライトも無くなってしまいました。
このままでは佐治さんが無灯火で捕まってしまうので、なんとか試行錯誤しながら大慌てで自転車にライトを取り付けた結果……

元々こうだったライトが、

こうなってしまいました。
なんだこれ。スポットライトじゃないんだから。

(写真ブレブレでこめんね)
結局、結束バンドでライトを無理矢理固定したら何とかなりました。見た目は最悪ですけど。
でもこれでようやく佐治さんが家に帰れるということで、この日はこれでオールOK!見た目がダサい部分は自宅で直してくれ!
さて。
ここまで読んで、自転車に詳しい人はある重大な問題に気付いたと思います。
そうです。防犯登録番号を変更していないので、このままでは佐治さんが盗難自転車に乗っていると判断されてしまう恐れがあります。

次の日、自転車屋が入っているショッピングセンターに集合しました。
今回は自転車屋に自転車本体と書類を持って行って、所有者を正式に変更します。

佐治
「防犯登録をしに来ました」
店員
「分かりました。書類はありますか?」
佐治
「これです」
店員
「それではお掛けになってお待ちください」
店内放送
「ピンポンパンポーン♪佐治さま、佐治さま、お伝えしたいことがございますので4階サービスカウンターまでお越しください」
のぎへっぺん
「え?なんか呼ばれてませんか?」
佐治
「呼ばれてますね。何だろう、怖」
のぎへっぺん
「もしかして財布でも落としたんじゃないですか? 笑」
佐治
「いやいやいや、そんな訳ないじゃないですか~! ……財布が無い!」
のぎへっぺん
「4階サービスカウンターまで走って!!!」

佐治さんが財布を取りに行って、俺だけポツーンと。
まさか明石家さんまの「そんな訳、ホンマや」みたいなくだりを生で見られるとは思いませんでした。
しばらくして、財布を持ったまま猛ダッシュして佐治さんが戻ってきて無事に手続きは終了。これで俺は正式に自転車を譲ったことになりました。
ミッションコンプリート!
佐治さん、その自転車大切に乗ってくださいね!次にバイトで会ったときに早速大破してたら悲しいので。
あと、このブログを読んでいる皆さんは財布を無くさないように気を付けてくださいね!
ということで、今回はこの辺で終わりにします!
また明日!あざしち~!
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